社会はあなたを守ってくれない。東京ディズニーリゾートパワハラ事件を受けて
夢の国、ディズニーリゾートでのパワハラ事件。
重いコスチュームなどが原因で病気を発症し、合計755万円の損害賠償を求め、提訴したそうだ。
私は、この人は病気になる前に、怪我をして取り合ってくれなかった時点で辞めるべきだったと思う。
今多くの社会人がうつ病やそれに近い症状で悩まされている。
原因は様々だろう。低い給料、過酷な労働環境、人間関係etc.
これらはあなた一人の力で変えることはできない。
人間が個人で変えることができるのは自分と未来だけなのだ。
変えられないものに目を向けるのではなく、変えられるものを変えていこう。
目次
1 あなたを守れるのはあなただけ。社会はあなたを守らない
あなたが経営者なら、うつ病の方を雇いますか?
私は雇いません。なぜなら健常者を雇った方がいいからです。
もし死ぬほど働いて、会社に尽くしても、
うつ病になればお荷物扱いです。
もちろん変な上司や環境にやられたことに同情はします。
でも同情しかできないのです。
誰もその方のうつ病を代わりに引き受けることはできないのです。
もし鬱になれば何よりも健康を願うのでしょう。失ってから気づくという奴ですね。
たとえ裁判で会社から大金を得たとしても20代、30代で健康を損なえば残りの長い人生辛いことが多くなります。
だからこそ社会はあなたを守ってくれないことを自覚し、自身の身を守りましょう。
2 あなたがいなくなっても社会や企業は回る
私もこれは勘違いしていました。
かつて私は
「自分がいないとアルバイト先は回らない」
と本気で思っていました。
しかし就職活動で約3カ月勤務しなかった際、アルバイト先は通常通り運営をしていました。そしてそのアルバイト先を辞めた現在も通常通り運営しています。
そう、所詮こんなものなのです。
現実、昨今多くの方が定年退職を迎えています。それでも社会は回っています。
特殊な技能が必要な中小企業では後継者不足が騒がれていますが、仕組みの整った企業では一人の退職で倒産はありえません。あなたの代わりは沢山います。
正直、私はアルバイト先に絶対必要な人間ではない現実を受け入れる事はつらかったです。
しかし、これ理解したことで、気軽に休みを取れるようになりましたし、常に根を詰めて働く必要はないことに気が付きました。
メリハリをつけ真剣に働くときと、リラックスして働く重要性を身につけました。
そしてその方がより質の高い仕事ができる事にも気が付きました。
3 健康第一、健康ならば何度でもやり直せる
お金は実際何とかなるものです。
もちろん贅沢な暮らしはできませんが、健康は何よりも贅沢です。
健康を失うと再起するのは非常に困難です。
嫌なことから逃げ続けるのも良いことではありませんが、身の危険を感じたときは自分自身を守ってください。
もし仕事が続かないことを情けないと自身を責めてしまう人は自分には合わない仕事だったと思いましょう。
そしてその仕事ではなかったという学びを得られたと思うことが大事です。
失敗は成功のもとです。