やることが多過ぎてパンクしている人へ
目次
1 優先順位を決めよう
仕事、勉強、家事…
やることが多過ぎて、何もかもが中途半端。
そんなときは、物事の優先順位をはっきりさせることをお勧めします。
これは私が大学受験の際に経験したことです。
勉強を始めた高校3年生の4月。
当初、何を勉強すべきか分からず解けない問題の解法を暗記するという意味不明な勉強をしていました。そんな時、センター模試を受けました。これは現状把握に大いに役立ちました。その模試の数学の点数は67/200(センター模試)。
この時初めて、自分には基礎ができていないことを理解し、高校一年生の内容から復習しなければならない事を理解しました。
そしてそれまで勉強に使用していた難しい問題集には手をつけず、基礎問題を徹底的にやるという決定をすることができました。
この経験は勉強以外にも活かしています。
プロセスとしては
1 自分がパンクしている原因の究明(おそらく複数あります)
2 解決すべき原因の順位付け
3 何番目までが早急に解決すべき原因か決定、やらなくていいことを明確に
4 解決のための具体的な行動を定める
5 あとは解決のために行動
6 定期的に確認
ここで最も重要なのは「2 解決すべき原因の順位付け」です。
ここで上位に入らないことは大抵後回しにしてもなんとかなります。またそう思うからこそ優先順位が低くなるのです。
2 優先順位の低いものに時間を掛けない
満遍なくすべてのものに同じ労力を費やすのは無駄が多いです。
再度受験勉強の話になりますが受けるテストの現状の得点が
英語 50/200点
数学 110/150点
国語 60/100点
社会 30/100点
理科 50/100点
だと仮定します。
このとき注力すべきは伸び代が150点ある英語です。次は70点の伸び代がある社会です。さらに高得点を目指し数学や国語に力を費やすのは効果が薄いでしょう。
また私が当時犯していたミスとしては各教科1時間毎日勉強するということです。
この段階で数学や国語を英語と同じ時間勉強する効果はありなく、無駄な時間を費やしていました。満遍なやるのではなく、最も効果の出やすいことに力を注ぐことが重要です。
仕事ならどの業務に時間を最も割かなければいけないのか。そのために他のどの業務の時間を減らし、質はどこまで落とせるのか。
もちろんやらなくていい仕事はありません。しかしこだわる必要のない優先順位の低い仕事に費やす時間を他に回し、より良い成果を出すことが重要です。すべて100%ではなく、状況や仕事の重要度で130%や40%など変化をつけながら取り組むことをお勧めします。
3 定期的な確認
優先順位は一定期間経過すると変化します。また自身の処理能力も向上すると思います。なので定期的な確認は必ず行ってください。そうすることで常に優先順位が明確になります。
そして不要になった項目は消し、新たに取り組まなければいけないことを理解することができます。
「自分パンクしてるなぁ」と思っている方は一度何がパンクの原因で、どれを最優先で解決すべきか明確にすることをおすすめします!